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A search ②

 

  2,遭遇

 孤児院を出てからは何も考えずただひたすらクリスは歩いた。遠くに見える山を目指して。

 目標通り山には着いたものの、孤児院を出たのがすでに12時を回っていたせいか、すぐに日は落ちてしまって山の中は真っ暗になってしまった。

 クリスはすぐに回りに落ちている小枝を拾い集めて火を焚き、孤児院を出るときにキッチンから取ってきておいたパンを食べた。

 ぐっすり寝たいと思ったものの、ここは森の中。寝ている間に動物にでも襲われたらたまったもんじゃない。結局クリスは今晩は寝ずに夜をすごすことに決めた。

 夜とはこんなにも本来は長いものなのか・・・・・・。

 クリスは何回も襲ってくる眠気と戦いながらそんなことを思った。いつもなら、運ばれてきた夜ご飯を食べた後、数分間だけのシャワーを浴びた後にすぐベットに入れられ眠る。そして起きたら朝で、眠っていた時間が数分だったかのように思えていた。

 だが実際、夜中中ずっと起き続けていると、夜の長さを思い知らされる。

 クリスはずっと座りながら火に当たっていることに疲れ、眠ってしまわないかと思ったもの耐え切れずその場に寝転んだ。

 こうやってまともに夜の空など見たことが有っただろうか・・・・・・。屋根裏部屋には夜空を見れるほどの大きな窓など皆無だった。有るとしたら、部屋内の湿度調節のために空けられている小さな穴二つ位。

 無心になって夜空を眺めていクリスの横の林の中から突然声がした。

 「偶には森で野宿するのも良いもんだな。きれいな夜空も見えるし。それに・・・・・珍しい人間にも出会えた」

 クリスは瞬時に体を起こし、声がした林の方向を凝視した。

 「やっぱりそうだ!。お前よりきっと2倍以上生きてるが、お前みたいな人を見るのは生まれて初めてだぜ。漆黒の目と漆黒の髪の両方を持った人にはよう。」

 そう言いながら林から出てきたのは、20歳前半と思しき男だった。

午前中に書いた分だけで今日は終わろうと思ったのですが、書きたくてしょうがなくなってきたので、書きました・・・・・・。

 前作を自分なりに改めて書くと言ってものの、まったく違う話になってしまいそうsad

 

by      ユラ★

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